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施術への考え方
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痛みはアウトプット(結果)である
実は私たちの身体には「痛みを感じ取るセンサー」は存在しません。厳密に見ると「痛いという感覚は存在しない」という言い方も出来ます。
「痛み」自体は私たちの脳が「危険」と認識した結果、そこから逃れるため、あるいは休息などをしなさいという指令が脳から出ているというのが現在の科学の答えになっています。
当院ではこういった痛みの考え方を踏まえ「身体に対して安全・安心」を覚えていくような計画を患者様と共に作り上げていく事を目標とします。
効果が出るのは「脳」で変化が起こる
身体に対して、さまざまな刺激が入る事で、脳に対してしれ雨が伝わります。身体にとって脅威・危険となるような刺激は痛みへ(侵害受容)
身体にとって安全・安心と感じる刺激は心地よさ、無痛、可動域の増加などへ(機械受容)
身体に対して、適切な感覚を入力していく事で、脳の変化を起こす事が長期的な回復に繋がっていきます。
姿勢は「無意識」の状態が反映される
私たちは姿勢を「意識」することは大事と、さまざまな所で教わってきていると思います。ですが本当に必要なのは「無意識の状態で理想の姿勢が継続できているか」ではないでしょうか?当院での姿勢づくりは、楽な状態において、理想とする姿勢でいる事ができているかという点に基準を置いて、施術を進めていきます。
身体に対して「安定」を作っていく
あなたの身体は本当に「安定」しているでしょうか?例えば、片足立ちはいかがでしょうか?なかなか100%自信を持って安定できる方はいないと思います。
私たちの身体には、あちこちに「不安定」な場所があり、そこを守るために「緊張」を強いている可能性もあります。
身体で最も安定を作りやすい「横隔膜・腹圧」といったところを早めに使えるようにしていくことも施術で重視している点です。